ZERO_INNOVATION’s diary

救済の技術 ~Relief Technology~ 救済する生き方を案内するブログ

『救済の技術』に至るまで#05

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前回は旧キラ女子と自分の人生を重ねてふけった感じだ。
せっかく昔の生き方を思い出したので、今回はそのことについてつづろうと思う。
一流企業に就職するまでは負け犬の野良犬と同じで、血統書がついたシティ気取りのトリミングワンちゃんになりたくて
どこかで逆転満塁ホームランができないかと、そのチャンスを狙っていた。
スラム街の負け野良犬からシティ気取りのワン公になるためには、そこらの成功では認めてもらえない。
そして、華々しい人生を謳歌するために就職したいランキング1位の企業に入るためチャレンジすることにした。
全ての物事には急所・要があってそこを突いた結果、3倍の競争率から見事に合格を手にすることができた。
その日から全てが、まるでオセロのように反転していった。面白いように。一番の違いは親戚の対応だったと思う。
問題児扱いから手のひらを返したように、褒め称えられ賞賛の言葉を浴びるようになった。
就職してからも普通の人生では経験できないようなことも経験して、本当に外野席に届くホームランを打ち放ったんだと実感した。
就職から2年すると仕事に慣れてきて、そのころから会社の業績が振るわなくなってきた。
100万近いプロジェクトの打ち上げ飲み会が禁止され、近場の海外出張にビジネスクラスで行くことは禁止され
そして、業務が激化していくようになる。例えるならフルマラソンを全速力で駆け抜ける感じだ。
1ヵ月の残業時間が300超えるのも病んでいくが、100時間という時間が決められて仕事するとその時間の集中力は超人になる。

キーボードの打つスピード、マウスのドラックからのクリックが残像が見えるんじゃないか⁉というぐらい早くなる。