『救済の技術』に至るまで#08
前回は勇者25歳ににしてやっと旅に出る。である。
ネット界はmixi全盛期でだったころ、いまのような意識高い系の人たちのように社会人サークルとか朝活とかもなかったので、何かを始めようとしても、とにかく現地に行ってやって試してを繰り返すという手法しかなかった。
それを考えるといまは、口コミとか動画で見れるとか簡単に連絡できるとか、環境は何かを始めるにやりやすくなっているなと感じる。
とにかく"なにか"を探した。"なにか"は分からない。分かることは"なにか"で生きていくことができること。軽くネットワークビジネスも絡むことになるが、確実に"なにか"からは遠い距離にあることだけは分かった。
しかし、探していると見つかるもので"なにか"はあっさりと見つかってしまう。いや出逢ってしまったのだ。しかしその"なにか"は完成形ではなく発展途上の状態で、そこも魅力があったのかもしれない。
そしてこの"なにか"はすでに有るものでもあるが、基本的には自分で考え構築し定義していくものだった。そう、ここから『救済の技術』の根幹たる部分を学びえることになるのである。
つづく